Global Translator

神様・ご先祖様とつながる

2016年5月15日発行分

戦後、日本の伝統・文化はないがしろにされ、理屈や物質を第一に考えた社会に代わってしまったため、現代のようなおかしな事件や事故の多い世の中になってしまいました。
民族というものはどこの国でも祖先から伝わってきた伝統、知恵を忘れてしまうと滅亡への道をたどります。
今の日本がその状態で、多くの方が神様とご先祖様に毎日手を合わせて感謝することなく、物事をすべて知識と理屈だけで解釈し、目に見えないものは信じない、科学で証明できないものはウソであると考えています。
そのため神様のお恵みやご先祖様からの恩が自分の周りに充満しているにもかかわらずそれをキャッチすることができない状態となっています。
戦前はどこの家でも毎朝、神棚に向かってパンパンと柏手を打つ音が聞こえるのが当たり前でしたが、戦後、日本の伝統や文化は戦争につながる悪いものであると解釈され各家庭でそのようなおまつりがされない方向に進んできてしまいました。
そして欧米にならって、何でも理屈や対立という考え方が日本でも取り入れられてしまったため現代のような本来の日本人とはかけ離れた人が増えてしまいました。
私たちは神様からいただいた細胞やご先祖様から受け継いだ遺伝子、記憶といった「いのち」(生きるための知恵)のお蔭で生きることができますが、神様とご先祖様を常におまつりすることによってはじめて神様・ご先祖様とつながることができるため、細胞や遺伝子がちゃんと機能してくれます。
逆に、神様とご先祖様をおまつりせず、感謝もしていないと細胞や遺伝子がちゃんと機能しないため、不幸や病気が現れてきます。
そして神様・ご先祖様とつながることができると細胞や遺伝子が機能していのち(生きるための知恵)が出てくるため真実の正しい判断ができるようになります。
例えば、間違った誘いに乗ることもなく、テレビや雑誌で○○をたくさん採れば健康になれるという噂にも振り回されることもなくなりますし、子育てに関しても何種類も塾に通わせて知識ばかりを詰め込ませることもなくなります。

また、人工的なものに魅力を感じなくなり、逆に自然のものに神様の美を感じて楽しめるようになります。
よく出世した人がおかしなことをして人生を棒に振ってしまうことがありますが、これも知識だけをつめこんで知恵がはたらいていないことの表れです。
常に神様・ご先祖様をおまつりして感謝し、周りの幸せを考えて生きるのが本来の日本人です。
家庭でのおまつりのしかたはこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html

■にほんよいくに3  神社のおまつり

葉室頼昭先生の絵本「にほんよいくに」がリニューアルして第3巻が発売されました。

「にほんよいくに3  神社のおまつり」
http://amzn.to/1ZzGYNN
神社のおまつりが今の日本人の暮らしに現れているということを知ることができます。

昔は海の近くに住む人は海の幸、山に住む人は山の幸をそれぞれ神社に持ち寄っておまつりすることによってお互いに離れた地域の人々が心をひとつに交流することができました。
この新しいにほんよいくにシリーズでは以前、春日大社で発売されていた「にほんよいくに」の本の文と絵を活かし、より読みやすい本として発行されています。

さらに葉室先生が書きかけていらしたものを一冊加えて(第6巻 日本人の原点)、以下の形で発行されます。

第一回発行12月、以下隔月刊

B5判 並製(柔らか表紙) 平均80頁 定価:本体1,800円

1 日本の神さま
http://amzn.to/1s9py0u

2 イノチをつたえる
http://amzn.to/23DMYpZ

3 神社のおまつり
http://amzn.to/1ZzGYNN

4 すばらしい伝統

5 努力とかんしゃ

6 日本人の原点
■にほんよいくにの総集編

上記「にほんよいくに」という絵本のシリーズの内容と葉室先生の未発表の原稿を1冊にとりまとめた書籍もあります。

「いのち」のことや「免疫・アポトーシス」、「大リーガーイチロー選手のバット」など葉室先生からのメッセージ、日本人として忘れてはならない大切な心を学ぶことができます。
葉室先生の本を読むと、それだけでつみ・けがれが祓われる気がします。

にほんよいくに
http://amzn.to/1WXdfiH

 

■延寿大々神楽

今月5月下旬に伊勢の神宮の内宮神楽殿にて伊勢市及び近郷(旧神領民)の数え年80歳以上の高齢者が招待されて延寿大々神楽を奉奏し、これからも健康で長寿を重ねられるよう祈願されます。
「老いる」という言葉がありますが、これは本来、衰えるというイメージではなく、言葉のあたまに「お」をつけているとおり、長年生きてこられた人という尊敬の意味になります。

私もおじいさんになった頃には招待されたいですね^^
延寿神楽の詳細はこちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/mwoshirota/28761547.html