ためになる本

ためになる本
現在、テレビや新聞などでは、悪い事件、情けない事件ばかりが報道され、
「欧米では○○なので日本も見習わなければならない。」とか
「アメリカは○○だから日本よりも進んでいる」など
当たり前のように言われています。

わたしも、日本という国ははっきりと「No!」と言えない、
諸外国に比べて劣った国だと思い込んでいましたが、
ある本に出会ってからは、実はこれらの思い込みは戦後の教育
(理屈主義、物質第一主義の教育)によって影響されてきたものであるということがわかりました。

2006年の春、黄砂の飛んでいた頃、奈良県の春日大社に観光目的で訪れた時に
たまたまある茶店に入ったのですが、そこのおみやげ物コーナーでその本を読んだのがきっかけでした。

その時は、「ふ~ん。宗教関係の本か。」みたいな感じで
数ページをパラパラと立ち読みしただけでした。

後日、その数ページの中にあった、「企業のリストラは間違っている」のような
見出しがあったのが気になり、結構現代社会のことについて指摘されている本なのかなと興味が少しずつわいてきました。

しかし本の題名がなかなか思い出せず、そのまま数ヶ月ほったらかしになっていましたが、その後何かの拍子に題名の一部分を思い出し、インターネットで購入することができました。

その本をはじめて読んだ時の感想を一言で言うと、
「今まで日本と日本人について、完全に誤解していた・・・。」です。

太古から日本人が大切にしてきた「感謝」と「共生」のすばらしさ、大切さについてわかりやすく教えてくれます。

物事をすべて理屈だけで考え、自分さえ良ければそれで良いという人間が増えてしまった結果、現代のような不正や犯罪の多い、すさんだ日本になってしまいました。

今こそ、すべての人が本当に大切なことに目覚め、誰もが安心して
暮らせる世の中を取り戻したいものです。

「真実の人生、本当に幸せな人生を送るにはどうするべきか・・・」
真剣に考えている方には絶対に読んでいただきたいと思います。

以下が葉室頼昭先生の書籍です。
タイトルの多くに「神道」と付いていますが、神道とは今から約2000年以上前、
弥生時代から伝わる、感謝と共生の心を重んじる考え方です。

神道は明治時代から一宗教という枠組みに入れられてしまいましたが、
もともと神道は宗教という概念がなかったころから日本人の生活の中心として
なくてはならない存在でした。
初詣やお盆、宴会、銭湯など、神道の心は日常生活でたくさん見られます。

また、神道といえば三重県伊勢市にある伊勢神宮(正式名称:神宮)が有名です。
日本で最も尊い神様である天照大御神様が御鎮座されています。

江戸時代には「おかげ参り」という、伊勢神宮にお参りにいくことが大ブームになり、
伊勢神宮は「一生のうちに一度は行ってみたい」といわれる憧れの場所となりました。

葉室先生の本を読めば日本のすばらしさに気付き、あなたのなかにある
日本人としての大切な心がよみがえってくるはずです。
特に子ども達にぜひ知ってほしい内容です。

私はこれらの本はすべて読みましたが、何度読んでもそのつど新たな発見があるので今でも読み返しています。

神道“いのち”を伝える
世の中の真実について大変わかりやすく知ることができます。
日本人のすばらしさを実感することができるので、すべての人に
読んでいただきたいです。
この本で私は日本人としての誇りに気づく事ができました。
ここに書いてあることをすべての日本人が理解できたら、
間違いなくすばらしい社会を取り戻すことができるでしょう。

 

大祓 知恵のことば―CDブック
神社で宮司さんにお祓いをしていただいた経験のあるかたも
おられるかもしれませんが、この祓いというのは
「つみけがれ」を祓うということを指すそうです。「つみけがれ」の「つみ」とは、犯罪などの「罪」という意味ではなく、
人間本来のすばらしい姿を包み隠してしまうもの = 包む身
を意味します。

また、「けがれ」というのは汚れたとか汚いという意味ではなく、
神様からいただいた気が枯れてしまった状態 = 気枯れ
を意味します。

これらは知らず知らずのうちに私たち人間のからだに付いて、
様々なトラブルを引き起こすわけですが、
こらはすべて「我欲」や「理屈」から生じるものとされています。

日本では古来より、これらの「つみけがれ」を祓うために、

「大祓いのことば」という祝詞(のりと)を唱えてきました。

「大祓いのことば」は現在でも毎日全国の神社で唱えられている祝詞で、
これは昔、中臣氏の誰かが、神様の声を肌で感じ、それを言葉として表し、以後ずっと語り継がれてきたことばです。

これを無我になって唱えることにより、つみけがれを祓うことができる
といわれています。

そして「大祓いのことば」には神様の知恵が込められているので
これをゆっくりと一言、一言声に出すことによって神様のすばらしい
エネルギーを受けることができ、「つみけがれ」といった悪いものを
良いものに変換してくれるそうです。

また、奈良の春日大社でも神職によって世の中すべてが祓われるようにと「大祓いのことば」が奏上されています。

 

「神道」のこころ
春日大社宮司、人生を語る。西洋医学の医学者が、東洋の医学を学び、やがて、神道への道を歩む―。波瀾万丈の半生を語りつつ、「本当のこと」に目覚め、生きることの大切さを切々と説く、
珠玉の随想集。
神道と日本人
不安に満ちた現代日本。この「滅びの時代」に、いま日本人はどのようにあるべきか。「神道」の本質的な意味や、自然の持つ力、
家族の重要性、東洋医学の発想などを示し、深く力強く生きることを説く。
神道 見えないものの力
自然の動物は、見えざる導きによる知恵をちゃんと感じて
生きている…。
「神道」のこころに目覚め生きることの大切さを説き、
「生きること」と「いのちを伝えること」の真実をすべての日本人に語る。

 

神道 感謝のこころ
全てのものと一緒に生きる「共生」という考えによって、豊かな自然観・人間観を育んできた日本人。その原点に復って素晴らしい
日本人の「こころ」に目覚めるエッセイ集。
じんわりとしみわたる54話を収録。

 

神道“いのち”を伝える
いのちとは何か。この簡明な問いに、人はいま十分に答えることができるか。
本当のいのちに目覚め、いのちを伝えて生きることの大切さを
語る、日本人に贈る真実の言葉。

 

にほんよいくに―えとぶんではむろぐうじがこどもにかたる
いのちとは何か。この簡明な問いに、人はいま十分に答えることができるか。
本当のいのちに目覚め、いのちを伝えて生きることの大切さを
語る、日本人に贈る真実の言葉。
絵本「にほんよいくに」の詳細はこちら

 

神道“徳”に目覚める
いま日本人にとって、“徳”とはなにか。失われた“徳”に目覚め、
“いのち”と“教育”の真実に触れること。
“本当の幸せ”に生きる人生を指し示す、刮目の書。

 

神道 夫婦のきずな
結婚とはなにか、夫婦とはなにかなど、今こそ見直したいきずなの意味を問い直す。夫婦、結婚、家庭のあり方をテーマに、日本人が守ってきた素晴らしい人生観を伝える。

 

神道 いきいきと生きる
目に見えない真実の話、日本の歴史や文化の話、そして神社に
伝えられている
お祭など、日本人のこころについて綴った読みきりエッセイ集。
日々の生活を通して日本人のよき精神文化をやさしく語ります。

 

お仕事に対する心構えがわかる本です!
心を癒し自然に生きる
特にこれから社会人になる方、お仕事に対する心構えを学びたい方におすすめです。
ひとつの仕事をするのにどれだけ考える必要があるのかを
葉室先生の外科医時代の実体験から知ることができます。
患者とひとつになって患者の幸せを考えるという
現代医学で忘れかけられていることがわかります。
日本の先駆的な形成外科医として、医療の場でも常に「平安」を祈り続けた春日大社宮司。
決して他と対立せず相手と一つになろうとする日本人の「共生」のすがたを語る。

 

御力
「魅力」の魅はモノノケ、「御力」の御は神。つまり神の力。歴史の中で培われてきた神を敬うこころを忘れ、祖先の伝統を置き去りにしてきた今の日本。
偽りのまかり通る社会に決別を告げるために、今こそ日本人の原点に立ち返り、「御力」ある真実の生き方を見つめる。
医学博士でもある春日大社宮司が現代の視点で語る神と日本人

 

神道と“うつくしび”
うち重なる苦難を乗りこえて、よみがえる「いのち」。
いま、われら日本人は、どのように生きるべきか。「神道」の生き方を通し、美しく真実に生きるすべを切々と語る、春日大社宮司で
ある著者の覚醒の書。

 

神道と“ひらめき”
宇宙は何のためにできたのか。人間の真実の在り方とは、日本人の本当の生き方とは何か-。春日大社の宮司が、宇宙の成り立ちや地球の誕生、生命の誕生、遺伝子といのちの神秘など、宇宙の全ての原点について説く。

 

神道〈はだ〉で知る
「日本列島はどのようにしてできてきたのか」、「日本人という民族はどのようにして生まれてきたのか」、「水のもつ神秘的なちからとは」などについて詳しく解説されています。

 

神道 おふくろの味
神道おふくろの味

春日大社前宮司、〈神道シリーズ〉の最終刊。
平成20年12月に最終原稿を脱稿、平成21年1月に逝去した著者の、〈たましい〉の遺書。
人はどう生き、どう死ぬのか。自らの人生を込めて
「日本人の本当の生き方」を知ることができます。