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日本の文化のこころ

2017年10月15日発行分
現代では日本人の特徴といいますと、ハイテクが優れているとか、

はっきりと「No」と言えない民族というイメージしか持たれていませんが、

実は日本人というのは世界の模範となる人生観を持つ優れた民族です。
日本人は日本列島という特別な自然に恵まれた環境で生きてきたため、

人間は自分の力で生きているのではなく、「生かされている」ということを肌で感じ、

自然に感謝して、神様やご先祖様に喜んでいただくことを第一にする真実の生き方をしてきました。
そのため日本の文化というものは本来、自分たちが豊かになるためというよりも、

神様に喜んでいただくために生まれました。
例えば、音楽を奏でながら舞を踊る「舞楽(ぶがく)」というものがあります。
これは外国からシルクロードを通って日本に入ってきましたが、

舞楽が生まれた国ではもともと宴会の娯楽のために行われており、

現在は滅びてしまって残っていません。
しかし、日本では舞楽は神様をお喜ばせする神事で行われてきたため、

逆に繁栄して現在まで続いています。
この他にも日本には衣紋道(えもんどう)という装束の着付けの方法がありますが、

十二単では何の飾りも付いていない服を何枚も重ねて着ることによって

それを着た人の内面からの美、神様の美を表して、神様にお喜びいただくものです。
また着物といえば、晴れ着についても本来は自分を綺麗に見せるためというよりも、

「無事新年を迎えられました。」「無事七五三を迎えられました。」と

神様に感謝し、神様にお喜びいただくために着るものです。
このように日本人は本来、神様やご先祖様をはじめ、周りの人を喜ばすために

生きるという真実の人生観を持っています。
あのアインシュタインも世界を救えるのは日本人だけであると言ったように、

日本人の真実の生き方を広めて世界を良くしてゆく必要があります。
今こそ、すべての日本人が、この人生観を大切にして

日本人としての誇りを持つことによって

すばらしい世の中に戻すことができます。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
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葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
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