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御塩殿祭

2011年10月1日発行分
だいぶ涼しくなってきました。
足元を冷やさないようにお気をつけくださいね。

■御塩殿祭
10月5日には御塩殿祭(みしおどのさい)というおまつりが御塩殿(みしおどの)神社で
行われます。

伊勢神宮のいろいろなおまつりでお供えする御塩が麗しくできるようにお祈りをし、
御塩を作られる方の安全も合わせてお祈りします。

御塩殿神社は堅塩を作る設備を備えた神社で三重県伊勢市二見町大字荘にあります。
夫婦岩で有名な二見興玉神社から西へ2Kmの場所になります。

御塩は、まず五十鈴川の下流の御塩浜で、毎年土用に濃い塩水をとります。

次に、そこから1km北東の御塩汲入(くみいれ)所に運び、
その塩水をすぐ東にある御塩焼所にて、鉄の平釜で一昼夜かけて焚き上げて
荒塩にします。

御塩焼所の写真

これを御塩殿で三角形の土器につめて焼き固め堅塩(かたしお)に仕上げます。

この御塩焼固(みしおやきがため)の作業は神職が出向し、身を浄めて奉仕します。

御塩焼固の写真

お塩はマグマが海中に溶け出したときにできるもので、
ご存知のとおり、私たちの体になくてはならないものです。

地球上の最初の生命も海水の中から誕生しました。

そして、御塩は神社のお祓いでは、「体についた良くないもの=つみ・けがれ」をはらうために用いられます。

これは大地の神様である国津神様(くにつかみさま)のお恵みである御塩の力をお借りしています。

近年、多くの人は御塩は調味料で摂りすぎると高血圧になるというくらいのイメージしか
持っていませんが、

実は、非常に尊くてありがたいものであるということを忘れないようにしたいものです。

こちらのブログでは御塩殿神社について大変詳しく書かれていますので見てください。

「人生で一番大切なこと」は葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生

■伊勢神宮 最新情報
http://www.isejingu.or.jp/
http://www.isejingu.or.jp/shosai/maturi/maturi4.htm

■春日大社 感謝・共生の館 最新情報
春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”で人生を生きるうえで大切な知恵が伝えられています。

春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html

以上の記事は下記メールマガジン「成功と幸せを驚くほど簡単に手に入れる方法!」
の発行分より抜粋しています。