2017年6月1日発行分
この世の中は絶妙なバランスで成り立っています。
宇宙には無数の星がありますが、それぞれがバランスを取り合っており、
地球も太陽やその他の惑星と絶妙なバランスを保つことによって
水や空気のある人間が生きられる環境となっています。
世界にはいろいろな民族がありますが、それぞれの民族がバランスを取り合って
幸せな世界になるように神様は民族というものをつくられました。
国際化というと、みんなが欧米の考え方にならって、英語で話すことが重要と解釈されていますが、
そうではなく、それぞれの民族が独自の良いところを出してお互いに調和することが
真の国際化です。
生物に関しても地球上には無数の生物が存在し、こんな虫などいなくてもいいのではないかと思ったりもしますが、
すべてお互いの生物が生きる上で必要な存在で、無意味な生物というものはこの世に存在しません。
神様は神の世界を認め、それを表現できる頭脳を持つ人間をつくられましたが、
全ての生物がバランスを取ることによって、はじめて人間も生きることができます。
このようにあらゆるものはバランスを取ることによって存在しています。
また毎日ご先祖様に感謝しておまつりし、
ご先祖様が黄泉の国で幸せに暮らしていただければ
私達も幸せに暮らせるように、あの世とこの世もバランスをとっています。
健康に関しても、ある部分が悪いと西洋医学の場合は、その箇所だけを見て治そうとしますが、
日本古来からある東洋医学では病気というものは体のバランスが崩れているというサインなので、
そのバランスを元の正しいものにすれば自ずと病気も治るという治療をしています。
このように健康というものは症状の出た箇所だけを見るのではなく、
体全体のバランスを整えることが大切ですが、
歯を1ミリ削っただけでも体のバランスが変わってくるわけですから、
100%バランスを整えるというのは至難の業です。
そこで人間の力だけでは無理なので日本では「はらい」を行って、
神様のお力をお借りして体のバランスを整えるということをしています。
これは世界の模範となるすごい知恵です。
「はらい」というのは普段知らず知らずのうちに体についてしまった
「つみ・けがれ」を消して、人間本来の素晴らしい姿にもどすことで、
全国の神社で行われています。
この「つみ・けがれ」の「つみ」というのは「包む身 ⇒ つみ」で
人間本来の素晴らしい姿を包み込んでしまうものです。
「けがれ」というのは汚いという意味ではなく、
「神様からいただいた尊い気が枯れてしまった状態:気枯れ ⇒ けがれ」という意味で
これらの「つみ・けがれ」は人間の我欲から生じるとされています。
この「はらい」は誰でもご家庭で「大祓いの言葉」というものを唱えることによって、できますので
毎日、神棚の前で行うことをおすすめします。
はらいについてはこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/ooharai.html
そして我欲をなくして、神様、ご先祖様に感謝することによって
体のバランスが整い、いつまでも健康に生きることができます。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
家庭でのおまつりの仕方はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html