2020年6月15日発行分
神様はこの世にいろいろな民族を作られました。
それぞれの民族は独自の文化を作り、「いのち(生きるための知恵)」を伝えています。
そして、この文化というものは止まることなく、いつまでもずっと続いてゆきます。
日本の文化というと、多くの人は茶道や歌舞伎など目に見えるものを連想しますが、
実はそれは日本の文化から生まれた一部分にすぎません。
文化の重要な役割は、民族の「いのち」を伝えることなので、
毎日の生活すべてが文化である必要があります。
そして日本の文化は日本人の原点である「感謝と共生」のこころです。
この「感謝と共生」のこころを土台とする毎日の生活すべてが日本の文化ということです。
海外の人で日本の文化を知りたいという人はたくさんおられますが、
この「感謝と共生」のこころを土台とする毎日の生活というものを伝えるのが一番良いかと思います。
ここで「感謝」というのは、神様とご先祖様をはじめ、
周りのすべてのものに感謝するというこころです。
そして日々の感謝を神様とご先祖様におまつりというかたちで伝えるのが
日本の文化ということになります。
また「共生」というのは、自分以外と共に生きるということで、
自分の利益を優先させるのではなく、周りの幸せを第一に考えて行動するというこころです。
日本には「はたらく」という言葉がありますが、
これは海外で言う「労働」や「お金儲けの手段」という意味ではなく、
本来は「はた」を「楽にする、楽しませる」という意味です。
「はた」というのは、はたから見たらというように、周りという意味なので、
「はたらく」というのは「周りの人を楽にしたり、楽しませたりして幸せにする」という意味になります。
また日本人は本来、人だけでなく自然とも共生してきました。
自然を破壊することなく、山や川には神様をおまつりして大切にしてきました。
このように日本の文化は神の御心に沿った
「感謝と共生」という素晴らしい生活です。
私達は、このこころをしっかりと持って、生きてゆくことが大切です。
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
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http://kamisamagosenzosama.com/hon.html