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まつりごと

2015年12月1日発行分

第十四代天皇である仲哀天皇の皇后(妻)の神功皇后(じんぐうこうごう)は、69年間もの間、政事を執り行いました。

神功皇后は非常に霊感の強い方で、神様の声をきいて、それを元に政治をおこなっていました。
このように本来、日本の政治は人間の理屈でおこなうのではなく、神様の声を聞いてそれを元におこなっていました。

政治のことを「まつりごと」といいますが、これが「まつりごと」の語源です。
神様の声を聞くといいますとファンタジーの世界と感じてしまう方も多いと思いますが、本当に我欲がない人は神様に近づくことができるため、神様の声を感じることができます。
そして日本で一番我欲のない人というのは天皇です。

天皇はこれ以上ない最高の地位の方なので、「お金を儲けてやろうとか」「偉くなりたい」といった我欲がありません。
この宇宙はすべて核という中心とその周りのもので成り立っています。

物体の構成要素である原子は中央に核があり、その周りを電子が回っています。

私たちの住む地球も、太陽の周りを休むことなく回り、私たち生物を生かしてくれています。
このような宇宙の真実のしくみを知っていた昔の日本人は天皇を一番上の中心、核として、その下に将軍をおいて天皇の声を元にして政治をおこなってきました。
戦後このしくみを無くしてしまい、人間の浅知恵だけで理屈の政治をおこなってきましたが、その結果、ご存知の通りなかなか世の中が良くなりません。

現代の乱れた日本という状態がこれを証明しています。
まず神様の声をきくことができ、神様のいのちを伝えられる天皇を中心としていただき、その導きによって政治をおこなうことによって本来のすばらしい誇り高き日本になります。
これは天皇制や封建制といったものではありません。

この宇宙のすべてのものは「中心、核」というものがなければ成り立たないという宇宙のしくみです。
まず宇宙の真実の仕組みを理解して、それに基づいた行い、しくみを守ることが大切です。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
家庭でのおまつりのしかたはこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html

 

■御酒殿祭(みさかどのさい)
本日12月1日に伊勢の神宮(三重県伊勢市)の内宮(ないくう)では御酒殿祭(みさかどのさい)がおこなわれます。
このお祭りは古事に習い、忌麹(いみこうじ)をお供えし、お酒の良い醸造を祈り、全国の酒造業界の発展が祈願されます。
そして、伊勢神宮の神田で収穫されたお米を厳選し忌麹(いみこうじ)と伊勢神宮外宮(豊受大神宮)の上御井神社(かみのみいのじんじゃ)の御水を用いて、この日から10日間かけて忌火屋殿(いみびやでん)で醸造されます。

神様のお恵み、お酒の醸造に感謝です。
御酒殿祭の様子はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/t20_in_ise/44480121.html

http://jingu125.info/2012/12/02/20121201_15135337870/