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日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)

2011年3月1日発行分

だいぶ暖かくなってきましたね。

この春もいろいろな所に出かけて自然を満喫したいと思います。

■日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)

伊勢神宮は、日本で最も尊い神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)様を

おまつりしている「皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮(ないくう)とも呼びます)」と、

天照大御神様のお食事のお世話をされており、産業全般をお守りいただいている

豊受大御神(とようけのおおみかみ)様をおまつりしている

「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)(外宮(げくう)とも呼びます)」を中心に、

14の「別宮」、109の「摂社・末社・所管社」合わせて125の神社からなります。

そしてこの伊勢神宮では毎日、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)という

おまつりがおこなわれています。

これは豊受大御神様がお祭りされている豊受大神宮(外宮)の正殿の裏にある

御饌殿(みけでん)で朝夕2度神饌(みけ)をお供えするおまつりで

1500年前から毎日欠かさず行われています。

一日2度のおまつりですが、これは室町時代以前の人の一日2度の食事の慣習と

同じだそうです。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は

この豊受大神宮(外宮)の御饌殿でお食事をされることになります。

お食事の内容は現在では御飯、御塩、御水、鯛などのお魚、海藻、野菜、果物、清酒で

なかでも「御飯・御塩・御水」の3品は神話の時代から語り継がれているように

最も重んじられています。

御水は天の神様がお住いになられる高天原(たかまがはら)から移されたといわれる

井戸から汲まれ、御塩は倭姫命(やまとひめのみこと)が「ここで作りなさい」と教えた

三重県伊勢市二見町荘にある御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)内の施設で作られています。

倭姫命は第11代垂仁天皇の皇女で大和国(奈良)から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て

伊勢に入り、神託によりこの地で皇大神宮(内宮)を創建しました。

ご飯は高天原で天照大御神様が「これを主食にしなさい」といって授けた稲穂が

今日まで受け継がれている神宮神田で栽培したお米が使われています。

また調理は前日に身を清めた神職がおこないます。

まずは忌火(いみび)を起こします。

忌火とは、木と木を摩擦させて起こした清らかな火のことでこの火で調理をおこないます。

おまつりでは、どうぞお召し上がりくださり、皇室の安泰と国家の繁栄、国民をお守りくださって、

今年も神嘗祭(かんなめさい)が無事になされ、五穀が豊作で、世界が平和でありますようにと

お祈りします。

1500年もの間、戦国時代や戦時中、伊勢湾台風などを経験しながらも

今日までおまつりが続けられてきたというのは大変すばらしいことです。

「人生で一番大切なこと」は葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://www.kamisamagosenzosama.com/hon.html

■神道 おふくろの味

葉室頼昭先生の最終刊です。

おふくろの味というと料理だけを連想してしまいますが、

母から受け継いだ大切な「生きるための知恵=いのち」もおふくろの味です。

神道 おふくろの味
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■神道「いのちを伝える」

この本は「人間は何のために生きているのか」という

根本的なことについて、目からウロコのオンパレードです。

このメールマガジンを立ち上げるきっかけにもなりました。

神道「いのちを伝える」
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■誰でも簡単に幸せになれる!最も大切な方法

誰でも簡単に幸せになれる!最も大切な方法

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理屈から生まれた小手先のテクニックでは、

本当の幸せを手に入れることはできません。

しかしながら、何も難しく考える必要もありません。

幸せになるには以下の3つのステップを踏むだけです。

1 「誰でも簡単に幸せになれる!最も大切な方法」を読む。

2 毎日1分、このレポートに書かれていることを実行する。

3 このことを自分の子供や他の人にも教える。

たったこれだけで、本当の幸せが見えてくるなら、

やってみないともったいないですね。

現代の日本人が忘れかけている「ある真実」を理解するだけです。

http://www.kamisamagosenzosama.com/shiawase.pdf

またこのレポートに書かれていることの原点は

葉室頼昭先生の本にも書かれています。

http://www.kamisamagosenzosama.com/hon.html

葉室頼昭先生の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの

恩恵を受けているのかということがよく分かります。

メールマガジンのバックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://www.kamisamagosenzosama.com/melmaga.html

「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は

こちらをお読みください↓
http://www.kamisamagosenzosama.com/kamidana.html

毎日「神棚 お供え方法」でたくさん検索されています。

神棚のお供えをしようという方がそれだけおられるということで

うれしいですね。

神棚はこちらでもお迎えすることができます。
http://www.jingukaikan.jp/kaikan/shop2kamidana.html

■伊勢神宮 最新情報

http://www.isejingu.or.jp/whatsnew/index.php

http://www.isejingu.or.jp/shosai/maturi/maturi4.htm

■春日大社 感謝・共生の館 最新情報

春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。

これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”

感謝・共生の館”で人生を生きるうえで大切な知恵が伝えられています。

春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html

■内容についてお尋ね等ありましたら遠慮なくご一報ください。

お申し込み・お問い合わせ先

春日大社 広報研修部(梓司課改め)

電話番号 0742-22-7788(代表)

FAX  0742-27-2114

〒630-8212 奈良市春日野町160

※ご参加の方は電車・バスをご利用ください(駐車場は別途料金が必要です)

※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。

春日大社 感謝・共生の館
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html

■日本人のこころのふるさと

伊勢神宮
http://www.isejingu.or.jp/

春日大社
http://www.kasugataisha.or.jp/

■毎日神様、ご先祖様に手を合わせて生活していると

本当に何か目に見えない力に助けられていることが実感できます。

仕事のトラブルも全くないし、すべてが順調でありがたい限りです。

それではまた次号でお会いしましょう。

いつもお読みいただきありがとうございます。