2022年2月15日発行分
私たちは毎日お米を当たり前のようにいただいており、
ご存じのとおり、お米は日本人にとって無くてはならないものです。
日本の歴史書である日本書紀には、
日本人の総氏神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が
その孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に天上の清らかな稲を授けられ
稲を地上で作るように託されましたが、
そこで日本の始まりが位置付けられました。
天孫降臨神話についてはこちらをご覧ください↓
https://www.isejingu.or.jp/about/mythology/
この記述は単なる神話ではなく、日本=お米 というほど
お米は大切な日本のいのちであることを教えてくれています。
そのため、上記「祈年祭(きねんさい)」の章のとおり、
伊勢の神宮では五穀の豊穣をお祈りする祈年祭(きねんさい)がおこなわれますが、
伊勢の神宮をはじめ、全国の神社で執り行われるお祭りは、
「お米が無事に実りますように」と神様にお願いするものが中心となっています。
また「いね(稲)」という言葉がありますが、
「い」というのは「いのち(生きるための知恵)」の「い」で、
「ね」というのは根っこという意味です。
つまり「いね」というのは日本人にとっての「いのちの根っこ」となる重要なものです。
現代では、カロリーや炭水化物という理屈などで
お米をあまり食べないという人が増えてしまいましたが、
これはとんでもないことで、
このような食生活をしていては、日本人としてのいのちが衰えてしまいます。
お米というのは栄養やカロリーという問題ではなく、
それらの理屈を超えた
日本人にとって最も大切なエネルギー源ということを忘れないようにしなければなりません。
今こそ、このお米について、しっかりと理解して、
毎日神様に感謝していただくことが大切です。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの
恩恵を受けているのかということがよく分かります。
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html
神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html