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目標と目的

2019年5月15日発行分

何事も本来の目的を考えて行動することが大切です。
目的というのは最終的に目指すものであり、

目標というのは目的に向かう途中で達成した目安になります。
例えば勉強においては、現代では単に知識を詰め込むだけのものとなっており、

レベルの高い学校に合格することが目的のようになっていますが、

それは単に目標であり、

勉強の本来の目的は、「教養を身につけて立派な人間になる」ということです。
今の教育は、単に知識を詰め込むことが目的となっているため、立派な人間が育たず、

ご存知の通り、自分のことばかり考えた人の多い乱れた世の中になってしまいました。
立派な人間というのは何も収入の高い職業に就くなどという意味ではなく、

「自分以外の幸せを考えて行動できる、徳のある人間」という意味です。
つまり勉強で得た知識や思考力を活かして、

世の中の人を喜ばせたり、世の中を幸せにできるような仕事、活動ができるように

勉強をするわけです。
日本人は古来から周りの人を幸せにするために生きると

めぐりめぐって、自分にも幸せがやってくるという真実を知っていました。
またスポーツ界でも成功した人が後に不祥事を起こすことがありますが、

本来スポーツというのも、大会で優勝したりするのは

単なる目標であり、目的ではありません。
スポーツをする本来の目的というのは

仲間と厳しい練習や試行錯誤に耐えながら、

何事にも辛抱できる強い人格を作るというのが本来の目的です。
また人生の目的というものは、神様が人間をつくられた御心、目的そのものです。
人間だけが高度な頭脳と手を持っていますが、

これは神の存在、神の世界を認めて、

それを表現できるように、神様が与えられたものです。
決して、自分の利益を求めるのが目的ではありません。
そこで、神を認めて、感謝し、

神様、ご先祖様をはじめ、周りの人が喜ぶようなことをするのが

人生の目的となります。
このように本来の目的というものを意識して活動することによって

自ずと良い方向へ導かれてゆきます。

「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html