2010年10月15日発行分
■神嘗祭(かんなめさい)
伊勢神宮では10月15日から17日まで神嘗祭がおこなわれます。
このお祭りは6月と12月の月次祭(つきなみさい)とならんで
三節祭(さんせつさい)と呼ばれ、神宮の1600ものお祭りの中で
特に由緒あるお祭りのひとつです。
このお祭りでは皇室のご繁栄と国家の安泰、五穀豊穣、国民の平安を
お祈りします。
神宮では、神嘗祭のときに装束や祭器具を すべて新しくしますので
“神宮のお正月”ともいわれています。
奈良時代より、その年の最初に収穫された諸国からの稲穂は、
旧暦9月中旬に伊勢神宮に献上されてきました。
新米はまず一番先に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)様と
豊受大御神(とようけのおおみかみ)様に捧げ感謝します。
10月15日は17:00から神宮の内宮で御卜(みうら)がおこなわれます。
これは神職が、奉仕直前に神の御心(みこころ)にかなうかどうかを、
おうかがいする行事で、神職がお祭りへの参加を許されるかが占われます。
神宮のお祭りの中で、唯一 神様に中重(なかのえ:御正宮の板垣内)に降りて来て
頂くお祭りです。
10月16日は12:00から神宮の外宮で奉幣(ほうへい)の儀が
おこなわれます。
10月17日は12:00から神宮の内宮で奉幣(ほうへい)の儀が
おこなわれます。
奉幣の儀とは、天皇陛下のお使いである勅使(ちょくし)が参向され、
神様に幣帛(へいはく:五色の絹や数種の織物)を御奉納なされることです。
幣帛は「幣:みてぐら」ともいい、昔、貨幣がなかった頃、最も貴重な品として
絹の織物をお供えしていたという伝統が今も続けられています。
なお、これらの祭儀は参道等から拝観することができます。
一年を通して豊穣の祈願を行なってきたお祭りの結果が新穀の収穫となり、
それを神様に感謝するお祭りが神嘗祭です。
そしてその神嘗祭が最も由緒あるお祭りであることからわかるように、
日本ではお米を育てるということは大変重要で尊いことです。
お米を育てるには美しい水田、美しい水が保たれ、その結果
美しい日本が保たれるわけですから、今一度その大切さについて
注目したいものです。
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メールマガジンのバックナンバーはこちらからお読みいただけます。
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「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
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■伊勢神宮 最新情報
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春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
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■内容についてお尋ね等ありましたら遠慮なくご一報ください。
お申し込み・お問い合わせ先
春日大社 広報研修部(梓司課改め)
電話番号 0742-22-7788(代表)
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〒630-8212 奈良市春日野町160
※ご参加の方は電車・バスをご利用ください(駐車場は別途料金が必要です)
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■毎日神様、ご先祖様に手を合わせて生活していると
本当に何か目に見えない力に助けられていることが実感できます。
仕事のトラブルも全くないし、すべてが順調でありがたい限りです。
それではまた次号でお会いしましょう。
いつもお読みいただきありがとうございます。