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道の目的

2021年5月1日発行分

日本には書道や茶道、柔道、剣道など

道という名前の付く文化がありますが、

これらは単に技術をマスターしたり、テクニックを競ったりするものではありません。

人間には他の生物にはない、高度な頭脳と

器用に動く手足がありますが、

これは神様が「神の世界を認め、それを表現できる」ように

人間というものをおつくりになったからです。

決して人間の我欲を満たすために、これらの知能を与えたわけではありません。

日本の伝統文化である「道」についても

各々がそれぞれの分野の技術で

神の世界を表現するためにあります。

そのため、オリンピックの柔道などで相手を倒して

ガッツポーズなどをするのは論外で、

柔道に関しても相手に敬意をはらい、

自分が少しでも神に近づけるように心を鍛錬するというのが

本当の柔道ということです。

書道においても、単に上手な字を書くのが目的ではなく、

上手下手は関係なく、

神を文字で表現するために

心のこもった字を書いてゆくというのが

本来の書道の目的です。

そして神を表現するために努力を続けることによって

人間としての徳が磨かれてゆきます。

今、子供たちに英才教育といっていろいろな習い事をさせる時代ですが、

日本の「道」の精神と同じく

神の世界を表現できる立派な人間になるために

習い事で努力してもらうというのが

真実の教育になります。

また葉室頼昭先生は信仰について著書で以下のように指摘されています。

「どこそこの宗教を熱心に信仰しているという人がいますが

自分の欲やご利益のためだけに信仰している人が多いです。」

「これは信仰でも何でもなく、

単に自分の利益のために神仏を利用しているだけです。」

神様に感謝しておまつりをする「神道」というのは

宗教という概念のなかった、はるか昔から続いている

私達日本人の生活そのものです。

神様には何かをお願いするのではなく、

まつりを通して、ただひたすら神様にお悦びいただくのが

神道であり、人としての道です。

神様、ご先祖様をはじめ、

周りの人の幸せのために生きることが人として大切なことです。

 

神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html

 

今回は葉室頼昭先生から教わりました「道」についてご紹介させていただきました。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html

「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの

恩恵を受けているのかということがよく分かります。

葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html

神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html