Global Translator

見えないもの

2017年4月15日発行分
現代では目に見えないもの・科学で証明できないものは信じないという人が多いですが、

この世のあらゆるものは目に見えないものからできています。
150億年前に人間を作ろうという神様の御心から、ビックバンがおこり、

宇宙ができましたが、その時に目に見えない素粒子というものが出てきました。
そしてそれらが結びついて核となり、核と電子が結びついて原子ができ、

原子が結びついて分子ができ、そこから目に見えるモノができてきます。
つまり目に見えるものというのは目に見えないものからできているわけです。
また携帯電話の電波なども目に見えませんが、毎日多くの人に利用されています。

つまり、目に見えないものは信じないというのは逆に非科学的ともいえます。
因果応報(いんがおうほう)という言葉がありますが、

人に喜ばれることをしていると、それはいずれ幸せとなって自分に返ってきますが、

逆に人が困るようなことをしていると、不幸となって自分に返ってきます。
これも目に見えない力が作用しているということです。
現代では人は死ぬと消えてなくなるだけと思っている人が多いですが、

それは肉体が見えなくなるだけで、亡くなった人は黄泉(よみ)の国へ行くので、

決してその人の存在が消えてなくなることはありません。
そこで太古の昔から日本人は、亡くなったご先祖様が黄泉の国で幸せに暮らしていただけるように

ご先祖様に感謝して丁寧におまつりをしてきました。
この世とあの世は循環してつながっているので、ご先祖様が黄泉の国で幸せに暮らしていただけることによって

はじめて現世の私達も幸せに暮らすことができます。
「祖先をおまつりする家は永遠に栄え続ける」という言葉がありますが、

これは真実を表しています。
戦後の理屈主義、物質主義の教育の影響で、多くの人が目に見えるものだけにとらわれて、

目に見えない、神様やご先祖様に感謝しておまつりするという習慣が薄れてしまいました。
特に休日にはっきりと分かりますが、ショッピングセンターはものすごい人だかりなのに対して、

神社やお寺、墓地などはそのようにはなっていません。
もうそろそろ、目に見えるものだけにとらわれないで、

目に見えない、神様やご先祖様にお喜びいただくことを第一に考えて生きることに目覚めなければなりません。

「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
家庭でのおまつりの仕方はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html

■お墓参り
先日、実家に帰った時に、母親と妻・娘でお墓参りに行ってきました。

はじめに愛知県名古屋市の父方の祖父母のお墓参りをし、

次に熱田神宮で参拝、

最後に愛知県常滑市の母方の祖父母のお墓参りをしてきました。
昨年からこの3か所を1日で回るようにしていますが、最高のルートなので

毎年続けたいと思います。
神様・ご先祖様も喜ばれているかと思います。
熱田神宮についてはこちらをご覧ください↓
https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/about/