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繰り返しと変化

2021年12月15日発行分

生きるための知恵である「いのち」いうのはシンプルな繰り返しによって

次の代に伝わるようになっています。

38億年もの前に生命が誕生してから

親の遺伝子を子に伝えるということを

繰り返し行ってきた結果、

今私たちも生きることができています。

体の細胞も新陳代謝によって繰り返し

古い細胞から新しい細胞によみがえることによって続いています。

神社のおまつりも同じく太古の昔から

神様にごちそうをお供えして、

神様をほめたたえる祝詞(のりと)を読み上げ、

巫女さんがきれいな歌とおどりのお神楽を奏上して

神様にお悦びいただくための、おまつりを繰り返しおこなっています。

そのおかげで神様のいのちがいつまでも続いて、

日本が無事でいられています。

それと同時にいのちが続くには変化も必要です。

生物もいのちを繰り返し次の代に伝えるのと同時に

それぞれの時代の環境に合わせて体を適応してきたものは、いつまでも続き、

適応できなかった生物は滅んでしまいました。

不易流行という言葉があるとおり、

伝統を続けるのと同時に、その時代に合わせて適応、変化するということが大切です。

今、日本人は伝統を伝えるということをせずに

変化や流行だけ求めているため、

このような乱れ切った世の中になってしまいました。

 

本来の平和な世の中に戻すには、

神様とご先祖様にお悦びいただくおまつりと

感謝の生活を、日々繰り返すことと、

時代に適応した生き方とを

平行して行ってゆくことが大切です。

 

「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの

恩恵を受けているのかということがよく分かります。

葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html

神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html