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神の美を表す

2020年3月1日発行分

美しいものはいろいろありますが、

神の美というのは非常にシンプルで究極の美です。
例えば夜空に光る星は誰もが美しいと感じますが、

ただシンプルに真っ暗な夜空の中に星が輝いています。
このように神の美というのは飾ったものではなく、

シンプルの極限の美です。
日本人はそのシンプルな中に神の美があることを知っている民族です。
そして日本の伝統文化も神の美を表すために生まれました。

服装についても海外のファッションの場合は、服を着て、そこにネックレスなどの飾りをつけて

外側から美を表そうとしますが、
日本の着物の場合は外側から飾ることなく、

シンプルな中に神の美を表しています。
日本の伝統装束は衣紋道(えもんどう)といって

熟練した作法で着物を着せてゆきます。
ただ着物を着せたら良いというわけではなく、

着物を着付けしながら

人間が持っている神の美を内面から表そうとします。
また十二単(じゅうにひとえ)という着方は重ね着をしますが、

内側の服は襟元や袖口にわずかに見えるだけとなっており

七色の虹のように神の美を表しています。
現代では洋服の方が優れていて、

着物は動きにくく時代遅れだと思っている人がいますが
そういう問題ではなく、

人間が生まれてきた本来の目的である、

「神の美を表す」ということが一番大切なことです。

そして日々の生活の中で、神の美を感じることが大切です。

星空や、夕焼け、自然の移り変わりなど、

神の美を感じて感謝することは、はらいにもつながります。
はらいというのは普段知らず知らずのうちに体についた

「つみ・けがれ」というマイナスのものを消すための行いです。
はらいについてはこちらをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/ooharai.html
このように日本の伝統文化はすべて神の美を表そうとするものなので、

大切に次の世代に伝えてゆく必要があります。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html