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知恵を忘れた日本人

2023年1月15日発行分

人間というのは知識だけでなく、知恵で生きないと滅びる運命にあります。

現代では、知恵を忘れて知識だけで生きている人が多いので、

ご存じの通り、おかしな事件、事故の多い世の中になってしまいました。

この知恵というのは、生きるための知恵のことで、

いのちとも呼びます。

例えば日本人なら日本人が長年食べてきた

日本人の体に合ったもの、

お米を中心とし、野菜や魚を食べるということも、知恵の一つです。

お米もちゃんと日本の土地でとれたもの、

日本の土地の生命力を含んだものが

日本人にとって一番のエネルギーになります。

そのため日本最古の歴史書である「古事記(こじき)」にも

お米の大切さが記されています。

しかし現代では、外国の食べ物でちゃんと生きられるはずがないのに、

カロリーや合理的といった知識だけで、

お米をあまり食べなかったり、

毎日、牛や豚の肉ばかりを食べるといった食生活の結果、

大腸がんや糖尿病といった病気になったり、

活力の出ない、免疫力の低い人が増えてしまいました。

このように食事一つに関してもご先祖様から伝わった知恵を知り、

それを大切にしてゆくことが必要です。

また、自分の利益ばかりを考えるのではなく、

神様とご先祖様をはじめ、

周りの人が喜ぶようなことを常におこなうというのも

日本人が大切にしてきた知恵であり、

他の動物にはできないことです。

神社や家庭の神棚では毎日おまつりをおこないますが、

これは神様やご先祖様に何かをお願いするためのものではなく、

ただひたすら、「神様とご先祖様にお喜びいただくため」に行われています。

神様とご先祖様にお喜びいただけたら、

人間があれこれお願いしなくても、

神様は何でも知っておられるので、

お恵みをいただけるわけです。

これは宗教云々の話ではなく、

この世界、宇宙がそのようになっています。

また、何が起こっても

神様のお導きと感謝して、

今自分ができることに全力で集中するということも

ご先祖様から伝えられてきた知恵のひとつです。

自分に都合が良いことが起こった時だけ、

神様に感謝するのではなく、

何が起こっても

それはより良い方向へ行くための

神様のお導きなので、感謝することが大切です。

このように日本人が昔から大切にしてきた知恵である、

・神様とご先祖様をはじめ、

 周りの人が喜ぶようなことを常に考えて、行う。

・何が起こっても神様のお導きと感謝して、

 今自分ができることに全力で集中する。

・日本人に合った食生活、日本人らしい服装、言葉づかいをする。

などを最優先にして生きることが大切です。

 

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葉室頼昭先生
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神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html