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知恵と知識のバランス

2020年10月15日発行分
人間の脳は大きく分けて3つの部分に分けられます。

一つ目はヘビの座といわれる部分で、生きるだけの役目を果たします。
二つ目は心の座といわれる部分で、食べ物の取り方などの

生きるための知恵(いのち)を持っています。
そして三つ目は大脳で、知識や感情を持っていますが、

この大脳によって人間だけが神様に感謝したり、

神様の世界を表現することができるわけです。
他の動物も二つ目の心の座までは持っているので、

神様の知恵を感じていますが、大脳が無いのでそれを表現することができません。
つまり神様は神の世界のすばらしさを表現させようとして

人間の脳を大きくしたので、

知識というものは神の世界のすばらしさを表現するためにあります。
しかし現代のように、

知識を我欲のためだけに使っていると神の御心に反するので、

日本始まって以来の乱れ切った世の中になってしまいました。
命の知恵と知識のバランスをとることによって

人間は幸せに生きることができます。
また、例えば病院で何日もベッドで寝ていると、

いざ歩こうとしても、まともに歩けなくなってしまいますが、
これは足の細胞がしばらくの間使われないと、

自分は必要ないんだと消えてしまうことが原因ですが、

これを「アポトーシス」といいます。
このように宇宙には必要でないものは消えてしまう

「アポトーシス」という不変の法則があります。
人間の脳も同じく、知識だけで生きていると

知恵の部分の脳が消えて行ってしまうので

人間らしい生き方ができなくなってしまいます。
今学校では知恵ではなく、知識だけを詰め込むような教育をしていますが

これでは人間として立派な子供は育ちませんので、
知恵と知識のバランスを考えたものに

変えてゆく必要があります。
進学塾で猛勉強して、エリートコースを進んだ人が

後に汚職などですべてを失ったりすることがありますが、

これも知恵がなく、知識だけで生きてきたことの表れです。
今こそ、人間と他の動物とはなぜこれほど違うのかを理解して、

以下のことを思い出して生きることが大切です。
■人間の知恵というのは

神様やご先祖様に感謝のおまつりをして

神様やご先祖様にお喜びいただくのが基本ということを知る。
素直な心で、神様やご先祖様に感謝のおまつりをすることによって

人間としての知恵が遺伝子から目覚めます。
■知識は神の世界を表現したり、周りの幸せのために使う。
■感情は神様やご先祖様にありがたいと感謝したり、素晴らしいと感じること。
私達人間は本来、これらの心を持っているので

後は思い出すだけです。
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html