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日本人の人生観

2014年10月1日発行分
■日本人の人生観
動画による解説は下の画面中央の三角ボタンを押してください。

日本人は本来、自分のことよりも他人や世の中のために生きると、
めぐりめぐって自分に幸せがやってくるという人生観を持っていました。

年末の雪の降る寒い夜に、かさ売りのおじいさんが
その日は全然かさが売れなかったのですが、帰り道で、おじぞうさまが頭に雪が積もっていたので気の毒に思い、売り物のかさと、自分がかぶっていたかさをすべて
おじそうさまにかぶせて家に帰ったという「かさじぞう」という昔話があります。

そしてその晩、お米や野菜、お宝などがどっさりと
おじぞうさま達に届けられたというお話ですが、これも誰かが喜ぶようなことを
すると自分に幸せとなって返ってくるということを私達に教えてくれています。

戦後、欧米の利益、効率を追求した理屈重視のものの考え方の影響で、
多くの日本人はこのような話は古い、現代では通用しないと考えていますが、

自分以外の幸せを考えて生きるという日本人の人生観が
世界でも必要とされる時期になっています。


「人」という字は、人がお互いに寄り添って支えあっている状態を表した字という
ことを聞いたことがあるかもしれませんが、
個人個人がそれぞれ自分以外の幸せを考えて生きると
このような文字のかたちになります。

また、神社のお祭りも、神様をひたすらお喜ばせするためにおこなわれています。
お祭りではまず、神様に「つみ・けがれ」をお移ししないようにお祓いをして、
ごちそうをお供えし、神様のすばらしさを称えるための祝詞(のりと)を読み、
お神楽で、美しい曲と舞を神様にお見せしてお喜びいただきます。

神様に喜んでいただけたら、わざわざお願いをしなくても、
自分でも思いもよらなかった最高のお恵みをいただけるということを
日本人は昔から知っていました。

このように神社やお寺では日本人のすばらしい人生観、世界観が伝統となって
伝えられているわけです。


みなさんも損得関係なしに、誰かに喜んでもらえたら、うれしいと感じると思いますが、
これが人間の本来の姿です。

この日本人の人生観である、「周りの幸せを考えて生きる」ということが大切です。

「人生で一番大切なこと」は葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生

■秋の収穫
開放的な夏も終わり、秋らしくなってきましたね。
秋といえば1年の収穫を感謝する時期です。

今月10月15日から伊勢の神宮では最も由緒深いおまつりである、神嘗祭(かんなめさい)が行われ、神様に五穀豊穣のお恵みを感謝します。
神嘗祭の様子はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/t20_in_ise/64302494.html

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これを実践すれば間違いなく人生はすばらしい方向へ向かいます。
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大祓いのことばはこちら

より丁寧に神様をおまつりするには神棚があります。
神棚について

■伊勢の神宮 最新情報
http://www.isejingu.or.jp/
http://www.isejingu.or.jp/shosai/maturi/maturi4.htm

■春日大社 感謝・共生の館 最新情報
春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”で人生を生きるうえで大切な知恵が伝えられています。

春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html

以上の記事は下記メールマガジン「成功と幸せを驚くほど簡単に手に入れる方法!」
の発行分より抜粋しています。