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文化といのち

2021年6月15日発行分

文化といいますと現代では、経済よりも優先度の低い

趣味のようなイメージにとらえられがちですが、

実は、文化はそれぞれの民族にとって一番重要なものです。

文化はそれぞれの民族の「生きるための知恵 = いのち」で、

それぞれの民族の原点の心から生まれて、

それが現在まで伝わっているものです。

文化がなくなればその民族は滅びてしまいます。

それぞれの民族は自分の国に誇りを持っていますが、

戦後の日本人だけは、アメリカの理屈、物質的な教育を受けたため

自分の国に誇りを持たず、

日本は何でも欧米よりも遅れた、劣った国と思い違いをしている人が増えてしまいました。

そのため日本の文化、こころはどんどん消えつつあります。

日本人の文化の基本は

神様とご先祖様にお悦びいただくことと

相手とひとつになる共生のこころです。

日本の文化のうちの多くには

書道、華道、剣道などのように「道」という名前が付いていますが、

 

これらは単にテクニックの上達を目指すものではなく、

技を通じて、神の世界、神の美を表現するために存在しています。

例えば書道の場合は、文字によって神の美、神の世界を表現するのが本来の目的です。

神様は神の世界を表現できるように

人間だけに高度な頭脳や徳、器用な手を与えられたので

それを使って神の世界を表現することによって神様はお悦びになられます。

もうひとつの共生については、

日本人は本来、「相手と対立せずに、相手とひとつになる」というこころを持っています。

そのため自然に対しても、人間の都合で山などを破壊せず、

そこに神様をおまつりして、大切に守ってきました。

医療に関しても日本では本来、

体の悪い部分を切り取ったり、病原菌を殺すという対立の方法ではなく、

体全体のバランスを整えることにより、

自然と病気が消えてゆくという方法で治療されてきました。

現代では外国の対立の考えにかぶれて、

何でも理屈で考え、人の悪口を言ったり、だましたりと

乱れ切った日本になってしまいました。

 

以上のことから、日本の文化をないがしろにすれば

今のような暗い世の中がいつまでも続いてしまうので

今こそ、日本人の原点のいのち、文化を第一に生きるときです。

日本人の原点のいのち、文化を第一に生きるには以下のことをする必要があります。

1 日々「何事も神様とご先祖様のお蔭」と感謝し、感謝のおまつりをする。

2 何事も共生のこころで相手と対立せずに解決することを考える。

2 日本の文化にふれ、神の世界を表現する。

神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html

 

今回は葉室頼昭先生から教わりました

「文化といのち」をご紹介させていただきました。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html

「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの

恩恵を受けているのかということがよく分かります。

葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html

神棚と神様とご先祖様への感謝のおまつりは以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html