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感謝

2008年元旦発行分

新年明けましておめでとうございます!

今年もすべての人にとって、すばらしい年になりますように。

■感謝 幸せな人生をおくるために必要不可欠なこと

今回は幸せな人生をおくるために必要不可欠なことについて、

葉室頼昭先生から教わったことをお伝えさせていただきます。

葉室頼昭先生についてはこちらをご覧ください。
http://iseshinto.jp/hamurosensei.html

幸せな人生を生きるには以下の3つの要素が非常に大切です。

1.感謝

2.祓い

2.共生

この3つなくして幸せな人生というのはありえないと思います。

今回はこのうちの「感謝」についてお伝えさせていただきます。

1.感謝

毎日、神様、ご先祖様、周りの人に感謝して生活するのは

幸せな人生を生きるうえで必要不可欠なことです。

150億年前にゼロという状態から突然ビックバンがおこり、

宇宙が広がり、太陽ができ、地球が誕生しました。

そして、地球上の水のなかから、最初の生物が生まれ、

そして人間が生まれました。

このゼロの状態からビックバンが起こったというのは単なる偶然とは

いえません。

そこには、神の世界を認め、表現できる能力をもつ、人間という

生物をつくろうという神様の意志があったからにほかなりません。

そして、私たちのご先祖様は太古の昔から、人間の力の及ばない自然や

目に見えない不思議なありがたい「ちから」に対して感謝してきました。

例えば私たちが生きてゆくうえで大切なきれいな水を生み出してくれる

山には神様をおまつりして、人間がむやみに立ち入らないよう配慮して

きました。

現在私たちが水道水などで使っている水は約300年~400年前に

山にしみこんだ雨水だそうです。

つまり私たちのご先祖様が山を大切にして、神様に感謝してきたおかげで

現在私たちは生活水として使うことができるわけです。

また、太古から日本人は、太陽や空気、雨などの天の恵みを

天津神(あまつかみ)様、

大地や海、川などの恵みを国津神(くにつかみ)様として敬い、感謝して

きました。

全国の神社や、各家庭でおまつりされている神棚には、

塩、水、米や野菜、果物などがお供えされていますが、

これも、天津神様からの天の恵みと、国津神様から大地の恵みに対する

感謝の表れです。

このような神様からの根本的な恩恵に理屈ぬきで感謝することが

非常に大切なことです。

また、ご先祖様の恩にも感謝するべきです。

みなさんも今自分がここにいるのはご先祖様のおかげというのは

理解していることと思います。

しかし、毎日ご先祖様のことを思い出して、手を合わせて感謝している

という人はどれほどいらっしゃるのでしょうか。

また、人間には免疫というものがあり、いろいろな病気から身を守る

働きがありますが、実は人間には、はじめからすべての

病原体に対する免疫が備わっていたわけではありません。

太古から長い年月をかけてご先祖様がいろいろな病原体に対して

少しずつ抗体を作ってきてくれたおかげで、現在私たちは様々な病原体に

対して免疫があるわけです。

また、先ほどご紹介しました、きれいな水を生み出してくれる山を

はじめとする自然を敬い、大切にしてきてくれたおかげで現在私たちは

その恩恵をうけることができています。

ですから、私たちも目先の欲のために自然を破壊することなく、

子孫のために自然を大切にしなければなりません。

また、家族や友人、周りの人、すべてのものに感謝することも大切です。

とかく人間は自分の力で生きていると錯覚しがちですが、

常に神様、ご先祖様、周りの人、すべてのものに生かされている

ということを理解することが何よりも大切です。

毎日、神様、ご先祖様に手を合わせることを

お勧めいたします。

真実というものは本当にシンプルです。

毎日このような感謝のこころを持つといった基本的な

ことに気付くことで、

人生はみちがえるように良い方向に向かってゆきます。

今回は葉室頼昭宮司から教わった「感謝」についてご紹介させて

いただきました。

http://iseshinto.jp/hamurosensei.html

葉室頼昭宮司の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの

恩恵を受けているのかということがよく分かります。

「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は

こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf

神棚はインターネットで購入することができます。
http://www.ise-miyachu.co.jp/

■旬祭(しゅんさい)

春日大社では、毎月1日、11日、21日に旬祭(しゅんさい)と

いうお祭りが斎行されます。

この祭は、他の神社の月次祭に相当するもので、900年間一度も

欠かすことなく連綿と奉仕され、皇室のご安泰をはじめ国家の

繁栄と国民の安楽を祈る大変格式のあるお祭です。

この旬祭のうち毎月21日には祭典後神様からのおさがりで

直会(なおらい)のお食事(神米粥-しんまいがゆー)を作り、

ご参列の方々に御神徳をお分かちしております。

※直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた

御饌御酒を、神職をはじめ参列者の方々で戴くことをいいます。

また、直会に続き葉室宮司のお話しを通して日本の真実の心に触れて

頂いております。

どうぞお誘いあわせの上、ご参列ください。

旬祭の日程(通年 午前十時からの祭典です)

毎月二十一日 午前九時三十分に御参集ください。

集合場所:「感謝 共生の館」

(春日大社駐車場の北東 瓦葺の白い建物です)

祭典終了後、「感謝 共生の館」にて直会がございます。

引き続き宮司よりお話がございます。

終了は午後二時頃を予定しています。

※春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。

これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”

感謝・共生の館”でいろいろな研修が行なわれています。

葉室頼昭宮司は、この”感謝と共生の館”で定期的に人生を

生きるうえで大切な知恵をご教授されています。

※お申し込み、お問い合わせ先

春日大社 梓司(あずさ)課

電話番号 0742-22-7788(代表)

FAX  0742-27-2114

〒630-8212 奈良市春日野町160

※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。

春日大社ホームページはこちら↓
http://www.kasugataisha.or.jp/

「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は

こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf

■お正月は伊勢神宮に参拝します。

人生で最も大切なことに気が付いてから1年半ほどが経ちます。

元旦に伊勢神宮に参拝に行くのは今年で2年目です。

伊勢神宮
http://www.isejingu.or.jp/

神様にお礼を言いに行ってきます。

元旦にパチンコ屋に並んでいたのが今では懐かしい思い出です(笑)

毎日神様、ご先祖様に手を合わせて生活していると

本当に何か目に見えない力に助けられていることが実感できます。

仕事のトラブルも全くないし、すべてが順調でありがたい限りです。

それでは次回は1月15日号でお会いいたしましょう。