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シンプルに繰り返していのちを伝える

2020年11月1日発行分
伊勢の神宮をはじめとする神社のおまつりは、

千年以上も前からひたすら神様をお悦ばせするために繰り返し行われています。
おいしいお供えをして、祝詞(のりと)を奏上して神様をほめたたえ、

歌と踊りのお神楽で神様にお悦びいただいています。
そこに複雑なものはありません。

奈良時代から、ただシンプルにおまつりは繰り返しおこなわれていますが

このようにシンプルに繰り返すというのが、いのちが伝わる真実の姿です。
私達の体も新陳代謝で古い細胞から新しい細胞に

繰り返し命を伝えることによって生きることができます。
地球も同じく40億年以上もの間、一瞬も休むことなく

繰り返し太陽の周りを周ることによって、全ての生物を生かしてくれています。
また不易流行という言葉がありますが、

私達生物についても、遺伝子や伝統を繰り返し次に伝えながら、

同時に、その時代、時代の環境の変化に順応する、自分を変えるという

ふたつのことを行うことによって、はじめて進化することができます。
そして進化して神様に少しずつ近づいてゆくのが人間の本来の目的です。
どんなに大きな企業や組織でも、

昔のことだけを守って、時代に順応しないところは衰退してしまいますし、

逆に流行だけを求めた変化のみのところも繁栄することはできません。
ご存知の通り、今の日本は歴史と伝統をすてて、

アメリカの考え方ばかり取り入れて変化だけしている状態です。
伝統を伝えるということをしていないので

今のような乱れた社会となってしまいました。
伝統を忘れて、変化だけしているといずれは滅びてしまいます。
今こそ、神社が繰り返しおこなっているように、

「神様とご先祖様に感謝し、

神様とご先祖様にお悦びいただくおまつりを第一に考える」

「周りの幸せを考えて生きる」という

伝統に目覚めるときです。
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。

葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html