2019年3月15日発行分
「病は気から」というように、
人間にとって「気」というものは非常に大切なものです。
人間は、神様からいただいた尊い「気」が衰えると
病気になったり、いろいろな不幸が現れてきます。
日本では古来から、
神様からいただいた尊い気を包み込んでしまうものを「つみ(=包む身)」、
尊い気が衰えてしまった状態を「けがれ(=気枯れ)」とよび、
これらの「つみ・けがれ」を、神様の力をお借りして消し、
人間本来の素晴らしい姿に戻すために
「祓い(はらい)」というものを行ってきました。
この、はらいを行うためには、「大祓いの言葉」を一言一言、素直に唱えます。
「大祓いの言葉」はらいについてはこちらをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/ooharai.html
大祓いの言葉は昔、中臣氏の誰かが、
神様が宣(の)られた(言われた)声を肌で感じ、
それを言葉で表したもので、
今でも全国の神社で唱えられています。
そしてこの「大祓いの言葉」のなかに、
過去のことを悔んで引きずる持ち越し苦労や
将来のことを、あれこれ心配する取り越し苦労をすると
「つみ・けがれ」が現れると記されています。
つまり神様が「大祓いの言葉」のなかで、「つみ・けがれ」が現れる原因を宣られているので
素直に「持ち越し苦労」や「取り越し苦労」をしないようにすべきです。
葉室先生も春日大社の宮司をされていたころ、
自分でも知らず知らずのうちに、神職に支払う給与や神社の運営面などの心配をされていたため、
その結果「つみ・けがれ」が現れて病気になってしまったと書籍に書かれています。
葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
つまり「つみ・けがれ」を消して人間本来の素晴らしい姿で生きるには
毎日「大祓いの言葉」を素直に唱えて、
過去のことを引きづったり、将来のことを心配しないようにすることが必要です。
誰でも何か問題が起こると、いろいろと心配したり、ひきづってしまうものですが、
重要なのは、今自分がすべきことに全力で集中し、
神様とご先祖様に感謝して、
問題に対立するのではなく、適応しながら前に進もうと努力することが大切です。
そのような人生を歩むことで、少しずつ神様に近づいてゆくことができます。
「人生で一番大切なこと」はシンプルに葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生
http://kamisamagosenzosama.com/hamurosensei.html
葉室頼昭先生の本はこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/hon.html
神様とご先祖様への感謝のおまつりの方法は以下のページをご覧ください。
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html