2022年11月1日発行分
ご存じの通り、日本人の主食はお米ですが、
お米というのは日本人のいのちの源となる
最も重要な食べ物です。
38億年の昔、泥の中に生命が誕生したように
泥には物凄いエネルギーが宿っていますが、
お米も田んぼという泥の中で育ちますので、
大地の力を大いに含んでいます。
また日本人は稲から男の子と女の子のいのちが生まれるということを知っていたので
「おこめ」の「こ」というのは「息子(むすこ)」の「こ」であり、
「め」というのは「娘(むすめ)」の「め」という意味で、
「こめ」と名付けています。
また、稲(いね)という名前も、
命の根(いのちのね)= いね という意味で名付けられています。
日本の名前においても、
昔から「豊葦原瑞穂国(とよあしはらの みずほのくに)」といわれますが、
これは豊かな収穫の続く、みずみずしい稲のできるすばらしい国という意味です。
このように日本やお米に関する名前だけでも
いかに日本人にとってお米が大切なのかがわかります。
神社や家庭の神棚では毎日神様にお供えがされますが、
その中でも一番重要なお供えものは、やはり「お米」です。
日本の神話では、日本人の総氏神であり最も尊い、
天照大御神は、御孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に
天上の清らかな稲を地上で作るように託されましたが、
これは稲(お米)が
日本を素晴らしい国にする
日本人のいのちの源である大切なものであることを示しています。
現代では、田んぼを減らしたり、
栄養学やカロリーという理屈だけでご飯を抜いたり
パン食にしたりする人がいますが、
これはとんでもないことで、
日本人のエネルギーが衰えた一つの原因でもあります。
ぜひとも今一度、お米の尊さ、ありがたさに目を向けて、
感謝して毎日いただくことが大切です。
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